BTSは今までに沢山の曲をリリースしていますが、その中に「134340」という曲があります。
なんだか不思議なタイトルですよね。
どうやって読むのか迷った方も多いと思います。
BTSの曲はメッセージ性が強いので、何が由来となっているのか、どんな意味が込められているのか気になりますよね。
またこの曲の作詞作曲が誰なのかも気になります。
多くの場合BTSは自分達で曲を制作していますが、この曲も134340もそうなのでしょうか。
そこで今回は134340の読み方から由来、込められた意味、さらには作詞作曲者まで134340について詳しく調べてみたいと思います。
BTSの134340って何のこと?読み方は?
では早速ですが134340の読み方から確認して行きましょう。
読み方は「일 삼 사 삼 사 공(イル,サム,サ,サム,サ,ゴン)」です。
そのまま数字を一つづつ韓国語読みします。
では読み方がわかったところで由来や意味についてみてみましょう。
134340の由来は何?
134340は何が由来なのでしょうか。
調べてみるとどうやら冥王星が関係しているようです。
冥王星は太陽系の惑星として長く認識されてきました。
しかし2006年に冥王星は太陽系の惑星から除外されました。
そのため冥王星には小惑星として134340という番号が割り振られたのです。
曲のタイトルと同じ番号ですよね。
歌詞の一部を見てみると『僕も君の星だったのに』や『かつては太陽の世界にいた』と言った歌詞があるため間違いなさそうです。
BTSの謎の数字曲、冥王星が太陽系から外されて惑星134340って名前になったのが由来と知って、最高かよ、と思った。歌詞も『君のまわりをぐるぐる回るだけ』『太陽の元に属していたのに』とか、最高かよ。
— ohmama (@ohmaasbeem) October 21, 2018
ここまでで134340の由来が冥王星の小惑星番号であることがわかりました。
では134340の歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか。
続いてはこちらについて調べてみます。
134340にはどんな意味がある?
では歌詞に込められた意味を調べてみましょう。
【歌詞訳】
134340 日本語訳#134340 #LoveYourselfTear #BTS #iVoteBTSBBMAs pic.twitter.com/WQ0RgquilW
— MINGO(slow) (@mingo_twt) May 19, 2018
非常にストーリー性のある曲で、男性を主人公にして、別れた女性と久しぶりに再会した時に感じる断ち切れない未練を表現しています。
「一度は太陽の世界に属していた」や『君は僕を消した 君は僕を忘れた』と言った歌詞から、太陽系から除外された冥王星を彼女に別れを告げられた男性に例えていることがわかります。
『死ぬ時まで浴びるだろう、君の暑い視線』と言った歌詞からも冥王星と太陽に男女が例えられているのがわかります。
冥王星は太陽系から外されはしたものの、位置が変わったわけではないので太陽の周りを回っていることは変わりません。
別れはしたものの彼女の姿が自分の中から消えることがない、男性の切ない気持ちを表現しているのだと思うとすごいですよね。
また太陽は自分自身で光っていますが、冥王星は太陽の光を反射して光っています。
そういったところからも、別れてなお彼女の存在が消えず、影響を受け続けている男性と、未練の残っていない女性を表しているように感じます。
BTSの「134340」が、失恋の痛みを冥王星に重ねて歌ってる曲と知り歌詞を見てみたら「かつては太陽の世界の一員だった、僕も君の星だったのに、君は本当にErisを見つけだしたのか、僕の何があの月に劣っているのか、不規則な僕の軌道の現実」と、準惑星に格下げされた冥王星の気持ちを代弁してた。
— 宙と海で戯れる (@capri_classica) October 20, 2021
ここまで134340の意味についてまとめてきました。
134340は太陽系から外された冥王星と、気持ちの離れてしまった男女を見事にリンクさせた切ない失恋ソングであることがわかりました。
こんなふうに冥王星と男女を重ね合わせて素敵な曲が作れるのはすごいですよね。
一体誰がこの曲を作ったの気になります。
続いては134340の作詞作曲は誰がしたのか調べてみましょう
134340を作詞作曲したのは誰?
ではここからは134340の作詞作曲が誰なのかみていきましょう。
作詞作曲は複数人で行なっています。
ではそれぞれ誰がやったのかみて行きましょう。
134340の作詞は誰?
作詞を行ったのは以下の人たちです。
まずメインの歌詞を書いたのは、RMとチョンバビ(정바비)という人で韓国で秋休みという名前のバンドで活動しています。
RMがファンだったようで一緒に作業できたことが嬉しいと言っていました。
ラップラインのメンバーは自分の担当するラップパートは自分で書くことが多いので今回も自分で書いたようですね。
(左から)
134340, Agust D, Tearユンギラップ部分歌詞ノート的なやつかな?
思ったより修正してるところなくてすごい!考えてる事スッーと書けるんだねてか自分は高校の時あのノートで英語勉強してた記憶がㅋㅋㅋ https://t.co/6ghl7f2Sdi
— (@rn_rn_rn_) March 29, 2020
MICDropの作詞する時憤りを全く感じず言葉が全く出てこないくらい悟り開いてる人間だったのに134340の繰り返される“Get Back”に悩まされてイライラするナムさん人間味溢れててとても好きなの😂ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ pic.twitter.com/8xv8yHTywG
— ミワ🐿🧡 (@miwahope103) August 2, 2021
134340の作曲は誰?
作曲についても作詞と同じメンバーです。
基本的にはRMとPdogg(プロデューサー)がメインでやっていたようです。
こうして自分達の楽曲のほとんどの制作に携わっているRMはすごいですよね。
ここまで134340の作詞作曲が誰なのかみてきました。
プロデューサーや外部から招いた人も制作に加えながら、ラップラインのメンバーが134340を作っていました。
特にRMが主軸となって作詞作曲をしてきたようですね。
改めてRMがBTSのリーダーで、主軸であることを感じます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は134340の読み方から由来、込められた意味について調べてきました。
また作詞作曲者についても調べてみました。
134340は冥王星の小惑星番号が由来になっていましたね。
太陽を女性、冥王星を男性に喩えた曲で、冥王星が太陽系の惑星から除外された様を男女の別れに重ねた失恋ソングであることもわかりました。
作詞作曲についてはラップラインメンバーとプロデューサー、秋休みのメンバーのチョンバンビが行っていました。
特にRMが中心となって作業したようです。
不思議なタイトルでなんの曲なのか想像がつかなかった人も多いと思います。
とてもストーリー性が強く、比喩表現の素敵な曲なのでぜひきいてみてくださいね。