BLACKPINKコーチェラ失敗?評価や反応が違うのはなぜ?




BLACKPINKのコーチェラが失敗と言われています。

なぜそう言われているのか、そもそもコーチェラとは何か。

更にBLACKPINKのコーチェラの評価や反応は、良いものと悪いものがあるようです。

総じてなぜBLACKPINKがコーチェラ失敗と言われるのかを色々な角度から調べてみました。

blackpink

BLACKPINKのコーチェラは失敗?

<失敗>と言われてしまうと、何か大きな失態でもあったのかと心配になってしまいます。

今回は『BLACKPINK コーチェラ 失敗?』ということで、先ず《コーチェラ》とは何なのかを調べてみました。

コーチェラとは?

《コーチェラ》とは、アメリカ合衆国・カリフォルニア州インディオにある、砂漠地帯コーチェラ・ヴァレーにて行われているアメリカ最大級の野外音楽フェスティバルのことです。

4月の週末3日間、2週連続で行われていて、来場者数は2週合計で2万5000人と言われています。

BLACKPINKがこのアメリカ最大級の音楽フェスに出演したことの何が<失敗>だったのでしょうか。

なぜ失敗?

では具体的に<失敗>といわれてしまっている理由を探っていきます。

黒人音楽の本場

BLACKPINKは、韓国のアイドルグループとして初めてコーチェラのステージに立ちました。

彼女たちのパフォーマンスは全世界に配信され、海外メディアからも称賛を浴びました。

「BLACKPINK×コーチェラ」というワードがTwitterのワールドワイド・リアルタイム・トレンドランキングで1位になるほど高い注目を集めました。

しかし本物の黒人音楽に触れているアメリカでは、「アジア人が黒人音楽を猿まねしている」と感じる人もいたようです。

黒人音楽の歴史には、人種差別や社会的不平等といったドロドロとしたものが根底にあります。

そういったものが無いよそ者のアジア人が表面的にパクっているだけだという声から、BLACKPINKのコーチェラは失敗と言われているのかもしれません。

BLACKPINKのコーチェラは評価や反応に違いがある?

BLACKPINKのコーチェラ出演に際しての評価や反応を調べてみると、良いものと悪いもの両方見受けられました。

ここからはその相反する両方の意見を具体的にみていきます。

良い評価・反応

BLACKPINKのコーチェラ出演は、発表されるや否や話題となりました。

そんな大きな期待の中、アウェーともいえる音楽フェスティバルで称賛を得た要因として次の2つのキーワードでみていきます。

生バンド

BLACKPINKのコーチェラのステージでは、The Band Sixというアフリカ系アメリカ人を中心としたバンドが演奏を務めました。

このバンドがまたツワモノで、バンマスでキーボード奏者のギル・スミスⅡはこれまでに、エミネム、クリス・ブラウン、レディー・ガガ、ブリトニー・スピアーズといったトップアーティストのツアーやアワードで演奏した経験があります。

そんな凄腕バンドをたずさえ、アレンジしたセットリストでのパフォーマンスは高い注目を集め、Twitterのワールドワイド・リアルタイム・トレンドランキングで1位になりました。

生バンドの繰り出す重低音とグルーブは、生ライブならではです。

そんな【生バンド】は、音楽フェスに繰り出すグローバルでジェンダーレスな人達には、刺さりまくるコンテンツであることに間違いありません。

ロゼ

BLACKPINKのメンバーの1人であるロゼに対する良い評価も見られます。

メインラッパーのジェニーがポジショニングをミスったり、場の空気にのまれてしまっているようにみうけられた時、その都度さりげなくアシストしていたというロゼ。

メンバーの中で最も英語が堪能なロゼは、コーチェラの合間に出演した現地のラジオ番組やテレビ番組で、その英語力と気遣いのリーダーシップを見せ、更にファンを魅了しました。

もともと歌唱力はK-POP界でも定評があり、コーチェラのステージでもダンスと共に遺憾なく発揮されたようです。

悪い評価・反応

良い評価があれば悪い評価があるのも世の常です。

次に悪い評価についてみていきます。

perfumeやaespaのファン

アメリカの雑誌、ローリングストーン誌で『コーチェラベストアクト16』というものがあり、それに日本人アーティストperfumeは選ばれてていますが、BLACKPINKは選ばれませんでした。

そういった点から、perfumeは唯一無二のパフォーマー、BLACKPINKはアメリカには掃いて捨てるほどいるパフォーマーにすぎないと対比している人もいます。

同じように、韓国ガールズグループaespaのコーチェラ出演に際し比較され、色々な意見がある中でBLACKPINKを悪く評価したものが出てきているといったところです。

一部のファンの中には、同じようなくくり(K-POPやガールズグループ)の中では《推し》が常に一番でないとダメで、それを脅かすものは批判し、排除しなければ!という使命にかられている者がいるようです。

韓国音楽業界

韓国は国策として、大衆文化を世界に普及していくことを目標に掲げています。

大衆文化にはK-POPが当然の如く含まれていて、世界基準の楽曲クオリティ、完璧に揃ったダンス、SNSを活用したマーケティングは、昨今のK-POP旋風を見れば明らかです。

それに伴って<ランキング不正操作>や<枕営業>と言ったネガティブな事案も耳にします。

不正の事実や、韓国音楽業界の闇暴露などのセンセーショナルな話題によって、K-POP自体に悪いイメージを持つ人もいます。

それがK-POPアーティストであるBLACKPINKにも反映されてしまい悪い評価や反応になって現れているのではないでしょうか。

なぜ評価や反応に違いが?

以上のように、『BLACKPINK コーチェラ』に対しての良い評価・反応と、悪い評価・反応を見てきました。

やはり、何事においても色々な意見があるものです。

それは、評価・反応するのが【人】であるからでしょう。

人種の違い

【人】の好みはさまざまで、好きか嫌いかの判断基準は自分です。

生まれや育ち、おかれている立場・環境によって、ひいてはその時の精神状態にも関係してきます。

このようなことから、広大な大地にさまざまな人種とルーツを備えたアメリカにおける音楽フェスティバルで、BLACKPINKのコーチェラに対する評価や反応が違うというのは当然のことだといえます。

まとめ

今回は、BLACKPINKのコーチェラ出演は<失敗>だったのか、評価や反応が違うことについて調べてみました。

私は、コーチェラフェスに出演したBLACKPINKを、現地で生で見てはいません。

しかし、『BLACKPINK コーチェラ』で出てくる動画やリポート記事を見て、全く<失敗>とは感じませんでした。

評価や反応が違うことについては、良い評価・反応と、悪い評価・反応を具体的に見てきました。

さまざまな【人】が集まってくる音楽フェスにおいて、評価や反応が違うことは、至極当然のことであるでしょう。

アウェーとも思える、アメリカ音楽フェスでのBLACKPINKの堂々たるパフォーマンスを見ると、そのさまざまな評価や反応を自分達の更なる魅力に変えるカッコよさを猛烈に感じました。

BLACKPINKを好きな人も嫌いな人も、是非ともコーチェラでのパフォーマンスを改めて見て、さまざまな感想を持っていただけたらいいなと思います。