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BTSは反日教育を受けて日本が嫌いで来日したくない噂は本当?

  • 2022年5月15日
  • 2023年8月8日
  • BTS, K-POP
BTS




巷では「BTSは反日教育を受けて日本が嫌いで来日したくない」という噂があるそうです。

ちょっと信じがたいですが、今回はこの噂が本当なのか、詳しく調べてみたいと思います。

bts

目次

BTSは反日って本当？

まず最初に、BTSが反日なのかということについてです。

「BTSが反日なのではないか」という噂は確かにありました。

2018年頃にBTSメンバーのジミンが原爆Tシャツを着たことが大々的に報じられ、その頃から何かにつけて「BTSは反日なのではないか」と様々なことろで炎上していました。

どんなことが反日と言われてしまったのか、詳しいことは下記の記事に詳しく載せていますので読んでいただけたらと思います。

＞＞　BTSの反日に関する海外の反応は?行為・発言・曲など

＞＞　BTSの反日服は原爆関連？Tシャツやブルゾンが対象?

しかし実際のところBTSが本当に反日なのかどうかは分からないままです。

では、BTSが反日教育を受けているのかという点について調べてみたいと思います。

BTSは反日教育を受けているの？

BTSのメンバーが全員韓国人であるということは皆さんご存知かと思います。

そして「韓国ではどうやら幼少期から反日教育を受けるようだ」ということも何となく聞いたことがあるかと思います。

しかし、だからといって、BTSのメンバーが皆さん反日なのかというと、それは少し違うような気がします。

では韓国ではどのような反日教育をしているのか、少し詳しく見てみましょう。

韓国ではどのような反日教育をしている？

大前提として、韓国でははっきりと「反日」という名目の教育をしているわけではないようです。

韓国の国民に対し、幼少期から「自国の歴史教育」をしているという認識です。

それは日本の学生が「日本史」を習うのと同じように。

 

わたしたち日本人は、「日本史」で日本の歴史を学び、それを事実として受け止めます。

そして韓国人も「歴史教育」で韓国の歴史を学び、それを事実として受け止めます。

ただ、その「歴史」に対する概念や観念が根本的に全く異なるのです。

お互いの国が正しいと信じて教えている歴史そのものが端から違うのですから、始めから話が噛み合うはずもありません。

この歴史認識の違いが、結果として「反日思想」に繋がっているのです。

ですから韓国国内での「歴史教育」そのものが、「反日感情」を植え付けている諸悪の根源だとして「韓国では反日教育をしている」と言われているのかもしれません。

 

歴史が正しいとか正しくないとか、そんなことを考えるよりもずっと前の段階（幼少期）から刷り込まれてきた思想ですから、もしかしたらそれが「反日」であるという認識すらないのかもしれません。（逆に反日感情を意識的に持っている人もいますが）

更に、韓国の国民が意識的または無意識的に抱いている「反日思想」を都合良く政治利用しようとする大人も残念ながら存在します。

 

わたしたちが思っている以上に韓国国内では日本に対する反日思想は当たり前のものとして存在している、という事実を知っておく必要はあるのかもしれません。

ただ、韓国人全員が日本や日本人を敵だ！悪だ！と思っているわけではないかもしれない、ということも頭の片隅に入れておく必要があります。

現に最近の韓国の若者の中には、歴史で反日教育をされていることに反対している人たちもいます。

また、若者のみならず良識的な大人も同じように「反日反対」「歴史捏造反対」運動を起こしています。

このように、韓国の国民全員が反日思想・反日感情を持っているわけではないという事実もあるのだということを理解した上で、BTSのメンバーが反日なのかどうかという問題に戻ってみましょう。

BTSは日本が嫌いは本当？

では、BTSは日本が嫌いという噂は本当なのでしょうか。

世界的に影響力のあるBTSのメンバーがもし「日本が嫌い」という発言をしたとすれば、必ずその記録は残っているはずですが、どうやら現段階でそのような事実はないようです。

にも関わらず、なぜBTSは日本が嫌いで日本に来たくないという噂があるのでしょうか。

BTSは日本が嫌いで来日したくない噂は本当？

前述の通り、BTSのメンバーが日本を嫌いと言った事実もありませんし、同じように「日本に来たくない」と言った事実も見付かりません。

むしろ逆に、「日本が好き」というようなイメージのほうが強いです。

 

RMはプライベートで日本旅行に来たり、また数年が経ってからもその時の写真を自身のインスタのアイコンにしてくれたりしました。

ジンは日本食やアニメが好きなことでも有名ですし、韓国国内でお兄さんと一緒に日本食のレストランを経営しています。

シュガは好きな日本の曲は何かと聞かれて、レミオロメンの「３月９日」が自身の誕生日と一緒で好きだと答えました。

テヒョンは家族で日本旅行に訪れたり、それを「１番思い出に残った出来事」として話しています。

また、好きなアーティストを聞かれて、日本語のひらがなで「たまきこうじ」と答えました。

更に「日本が好き」という発言を公にしています。

ジミンもとんかつやたこ焼きなどの日本食が好きです。

また、ジミンとグクはプライベートで日本旅行にも来ています。

グクは日本の歌をよく聞いているし感性が合うと言っています。

BTSはメンバー揃って日本のアニメが好きでコスプレもします。

そして日本語をよく勉強していますし、皆んな日本食が好きで可愛いです。

他にもたくさんBTSのメンバーが日本を好きそうなエピソードは出てきます。

なのになぜBTSは日本が嫌いで日本に来たくないという噂が流れてしまったのでしょうか。

 

いろいろ調べてみましたが、やはり2018年頃にBTSは反日ではないかと炎上した出来事が大きかったように思います。

「反日だから日本が嫌いだろう」、「反日だから日本には来たくないのだろう」という憶測で言われていたのが、さも本当に言っていたかのように噂として広まってしまったというのがひとつ。

そしてもうひとつは、反日だと叩かれ大炎上してしまって、「もう日本のことが嫌いになってしまっただろう」、「何をしても叩かれてしまうような日本にはきっと来たくないだろう」という憶測からそのような噂になって広まってしまったというもの。

どちらもBTSが直接発言したものではなく、憶測に過ぎませんでした。

まとめ

今回は、「BTSは反日教育を受けて日本が嫌いで来日したくない」という噂が本当なのかについて調べてきました。

その結果、BTSは恐らく反日のような歴史教育を受けているだろうと推測されますが、日本のことが嫌いなのかというと、そのような発言は１度もしていませんし日本に来たくないというような発言もしていません。

むしろ日本のことが好きなのではないか、というエピソードがたくさんあるということが分かりました。

BTSの皆さんは世界的にも大変影響力のある人たちです。

国連のスピーチで、彼らは世界に向けて「どんな人種も、肌の色も、目の色も、性別も、なにも関係ない」というメッセージを発しています。

BTSがこのようなグループであることを知っていれば、反日だとか親日だとか、そんなことはどちらでも良くなるのではないでしょうか。